信州高山村 山田牧場

山田牧場は、日本有数のスケールをもつ上信越国立公園のなか、笠岳南西麓の標高1,500mに広がる面積約159haの高原で、明治35年の開牧以降100年以上の歴史をもつ由緒ある牧場です。冬は、全長13kmの日本一のロングツアーコースを有し、広大な自然エリアでパウダースノーが楽しめるウインタースポーツリゾートとして、「ヤマボク」の愛称で親しまれています。

山田牧場の夏
山田牧場の初冬
山田牧場の秋

標高の高い山田牧場での放牧は、牛の飼育環境に適しています

なだらかな草原のような牧場と異なる、高低差のある山田牧場での放牧は、丈夫で骨太の良質な牛を育てるのに適した環境と言われています。


●放牧期間
5月中旬から10月末
●放牧頭数
毎年約100頭を超える牛が放牧されます。
●牛種別の放牧頭数割合
黒毛(肉用)牛 7割  ・乳牛(ホルスタイン) 2割
 ・その他(ジャージー等)1割

蔵之安福

山田牧場には、 「蔵之安福」という、優良黒毛和種の種雄牛が1頭しかいません。他は全てメス牛です。ハーレムな蔵之安福です。また近年、「蔵之安福」の子牛が「長野県畜産共進会」において、高い評価を得ていることから、その能力の高さが県内外から注目されています。

笠岳

標高2,076mの均整のとれた志賀高原の象徴的な山です。山田牧場から麓まで車で10分程です。そこからは登山道が整備されていて40分位で気軽に登れる山です。山頂は輝石、安山岩の大岩が堆積し立ち木は無く、尖峰のため北アルプスを始め、妙高、黒姫などの北信五岳や浅間連山、360度の眺望が出来ます。

CAMP

爽やかな空気に包まれる山田牧場の夏。笠岳の南裾に広がる美しい自然が、山田牧場のロケーションとなって、まるでスイスの高原のような景観を見せます。   広大な放牧地には、のんびりと草を食む牛の姿。上信越の雄大なパノラマを堪能し、高原の植物に出会い、夕べには、信州のサンセットポイントに選ばれた「山田牧場からの北アルプスの夕景」を満喫することができ、笠岳トレッキング、あじさい遊歩道の散策やキャンプを楽しむ人々で賑わいます。   また、野外音楽堂「カリヨンホール」では、「夏フェス」など、さまざまなイベントが開催されます。

カリヨンホール

山田牧場の高原の一角に位置するカリヨンホールは、カラマツ材を使用した建物で、恵まれた自然環境の中で、各種のイベントが行える多目的施設です。ヨガリトリートなども開催しました。利用を希望される場合はお気軽にお問い合わせください。